2012年04月04日

富士ニュース 寄稿 「岳南鉄道存続に向け」

岳南鉄道


2011年2月、フジパク~富士山博覧会、シーズン1。26のプログラムのうち、

いち早く、満席になったのが「夜の岳南鉄道、工場萌え~な途中下車の旅」で

した。




フジパクとは、富士エリアで歴史・文化・史跡などの地域資源を活用した体験型

のイベントを集中開催することにより、地域の人の交流をうながして、活性化をめ

ざす取組です。予想したとおり、「昼の岳南鉄道、マニアな魅力再発見ツアー」と

共に、地域資源としての岳南鉄道は人気一番でした。当時、今のような存続問題

が浮上する前の時期で、本業に邁進している彼らにとっても、それほど意味ある

イベントとは思ってなかったと思いますが、予想外の人気に喜んでもらいました。




昼は、吉原本町から神谷駅までの行ったり来たり、乗ったり降りたり歩いたりして

普段見れない車庫などの裏側をのぞくツアー。夜は、吉原本町駅から富士岡ま

でを乗り降り歩いたりしながら、沿線の製紙工場のライトアップや工場群、そして

闇夜から浮かび上がるようにやってくる電車、それを写真に撮り続ける参加者の

皆さん。アンケート結果でも、とても満足度の高いプログラムでした。




フジパクでは参加数は目標指標の第1ではありません。1番は、そのプログラム

を作るのにどれだけの人が関わったか、どれだけ人が変わったか。岳南鉄道の

2つのプログラムでは、最初、1人の社員さんにガイドをお願いしてましたが、実

際には3人の社員さんが、フォローに来ていただき、この日だけの岳南鉄道発行

の参加記念証など、アイデアを実行していただきました。今回のフジパク、シー

ズン2の「岳南鉄道に乗って、西へ東へ、夜景散策」は、社員さんがコースの下

見を繰り返し、検討し、万全を期してお客さんをおむかえしてくれました。この結

果、お客さんの生の声を聞き、4月以降は、新たなイベントを会社独自で開催し

ていくこととなりました。これは、新しい試みとして、期待したいと思います。




今、全国でこのフジパクのような取組が始まっています。それは、地方の疲弊と

いう今の閉塞的な状況の中で、観光という直接的な取組の一方で、住む人がど

ういう街を作っていきたいか、できることは自分たちでやるという住む人が中心に

なった、地域活性化の手法です。経済優先で物質的な豊かさを追求してきた、

我々日本人が、自然、文化、歴史、遺産等、何か忘れてきたものを、取り戻す時

期にきているように思います。利便性、機動性という視点では劣る鉄道ですが、

ローカル鉄道のある街という視点もあると思います。




短略的に税金で存続させろというのではありません。企業はあくまでも自助努力

で存続を図るのは当たり前です。ただ、地域の人と協力をして、共に発展していく

という取組は、地域にとって重要な財産となります。なぜなら、全国が同じ問題を

かかえていて、みな答えを模索しているからです。



フジパク~富士山博覧会 実行委員長 山崎裕敏



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